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【Q&A】鉄骨の組み立て工事は鋼構造物工事?とび・土工工事?業種区分の境界に関して解説

鉄骨の組み立て工事が鋼構造物工事ととび土工コンクリート工事のどちらに該当するか適法な判断基準を解説する長崎県佐世保市のコペル行政書士事務所のウェブ記事サムネイル画像

建設業を営む経営者様、またはご担当の皆様、日々の業務お疲れ様でございます。
長崎県佐世保市を中心に、許認可法務のサポートを行っておりますコペル行政書士事務所と申します。

建物の骨組みや看板の支柱など、鉄骨を扱う工事のご依頼を受ける機会は多いかと存じます。
その際、「この鉄骨の作業は自社の許可業種で適法に受注できるのか」と判断に迷われたり、業種区分の認識について確認を求められ、対応に苦慮されたご経験をお持ちの企業様もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、境界が曖昧になりやすい以下の疑問について解説いたします。

【ご質問】

Q:鉄骨を現場で組み立てる工事を受注する予定ですが、これは建設業許可における鋼構造物工事になるのでしょうか、それともとび・土工・コンクリート工事になるのでしょうか。

使用する材料が同じ鉄骨であっても、業種区分は請負契約の範囲や作業工程によって異なる解釈がなされるため、契約前の慎重な確認が求められます。

今回はこちらのガイドラインを参考にしています。気になる方は読んでみてください。

目次

結論:製作から一貫して請け負うか、現場での組み立てのみかで判断が分かれます

結論から申し上げますと、鉄骨を工場で加工・製作し、それを現場に搬入して組み立てるまでを一貫して請け負う場合は、原則として鋼構造物工事に該当すると解釈されます。

一方で、自社では鉄骨の製作を行わず、既に他社が製作した鉄骨材を現場で組み立てる作業のみを請け負う場合は、原則としてとび・土工・コンクリート工事に区分されると考えられています。

建設業法上の業種区分では、工事に使用する材料だけでなく、どのような工程を担うのかという施工の実態が重視されます。そのため、同じように現場で鉄骨を組み上げる作業であっても、請負契約の範囲に製作工程が含まれているか否かによって、求められる許可業種が変わってくる点にご留意ください。

判断において留意すべきポイント

ここでは、現場の判断において注意すべきポイントを3つに分けて解説いたします。

一貫施工の原則とその適用範囲

鋼構造物工事の許可が求められるのは、単に鉄の部材を扱うからではなく、鉄骨の加工・製作から現場施工までの総合的な技術力が必要とされるためです。建築物の鉄骨骨組みだけでなく、屋外の大型看板の鉄骨や、鋼製水槽の設置などにおいても、製作から組み立てまでを一貫して請け負う場合は鋼構造物工事に区分される傾向にあります。発注者との契約内容が、部材の調達や製作を含んでいるかを正確に把握することが重要です

現場組み立てのみの作業の解釈

すでに製品として出来上がっている鉄骨や鋼材を現場で組み立てる作業のみを下請け等で受注する場合は、とび職人等が中心となって行う高所作業や仮設工事としての性質が強くなるため、とび・土工・コンクリート工事に区分されます。自社の技術者がどのような役割を担うのかを、客観的に見極める必要がございます

行政窓口での判断の揺らぎと立証の難しさ


業種区分の原則は示されているものの、実際の建設現場ではどこまでが製作で、どこからが現場加工かの境界が曖昧なケースも存在します。建設業許可の新規取得や業種追加の申請において、過去の施工実績が鋼構造物なのか、とび・土工なのかを証明する際、行政の担当窓口に対して、契約書や請求書の内訳から施工の実態を論理的に説明し、納得させなければならないというハードルが存在します。

さらに詳しい建設業許可における業種区分について知りたい方へ

建設業許可における業種区分の判断や手続きの流れをもっと具体的に知りたい、全体像を把握したいという方のために、つまずきやすいポイントをまとめた完全解説記事をご用意しております。

ご自身でチャレンジするか、プロに任せるかの判断材料として、ぜひ以下のリンクからご覧ください。

適切な手続きや書類集めは、すべて専門家にお任せください

コペル行政書士事務所では、許認可法務の専門家として、専門的な知見に基づく確実な手続きと法令遵守の観点から、貴社の施工実態に合わせた許可業種の診断や手続きをサポートいたします。
行政窓口との事前協議や、過去の実績を法的に有効な形で立証するための書類作成など、専門的で負担の大きい業務は弊所がサポートいたします。経営者様が法的リスクに対する不安を軽減し、安心して本来の経営判断に専念できる環境づくりのお手伝いをさせていただきます。

お問い合わせ・初回無料相談のご案内

長崎県佐世保市およびその周辺地域で建設業を営む事業者様の中で、現在打診されている鉄骨関連の案件が自社の許可業種で対応可能か不安を感じている方や、今後のコンプライアンス体制を整えたいとお考えの方は、お気軽にコペル行政書士事務所までご相談ください。

当事務所では、初回30分の無料相談を承っております。効果や成果を過大にお約束したり、強引に契約を迫るような営業活動はいたしません。貴社の状況に応じた適法なプロセスについて、可能性やリスクを含めて客観的に助言させていただきます。

また、コペル行政書士事務所では、建設業許可の手続きに限らず、産業廃棄物の収集運搬業許可、貨物軽自動車運送事業(黒ナンバー)の届出、事業拡大に伴う法人成り(株式会社の設立)、業務委託契約書等の作成など、事業の成長フェーズに合わせた法務手続きをワンストップで支援いたします。

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対応地域一覧

対応地域佐世保市を中心に長崎県・佐賀県全域

長崎県佐世保市

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この記事を書いた人

長崎県佐世保市で許認可申請・自動車登録を扱う行政書士です。

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