建設業を営む経営者様、またご担当の皆様、日々の業務お疲れ様でございます。
長崎県佐世保市を中心に許認可法務サポートを行っております、コペル行政書士事務所と申します。
事業が拡大していく中で、発注者や元請け業者から様々な工事を打診される機会も増えるかと存じます。しかし、過去に自社の許可業種と実際の工事内容の不一致を指摘され、対応に苦慮されたご経験をお持ちの企業様もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、実務において非常に判断に迷いやすい以下の疑問について解説いたします。
【ご質問】
Q:土木一式工事と、とび・土工・コンクリート工事の違いが分かりにくいのですが、どのような判断基準があるのでしょうか?
この二つの業種は、どちらも土を扱う工事や基礎的な作業を含むため、混同されやすい分野です。判断を誤ると法令違反のリスクが生じる可能性があるため、事前の慎重な確認が求められます。
結論:総合的な監理を要する一式工事と、個別の専門工事という違いがございます
土木一式工事は、橋梁やダムの建設、あるいは大規模な宅地造成など、規模が大きく複雑で、複数の専門工事を総合的に企画、指導、調整しながら土木工作物を建設する工事を指します。
一方で、単独の掘削工事、基礎工事、足場仮設、コンクリート打設などは、原則として専門工事であるとび・土工・コンクリート工事に区分されると考えられます。
建設業法上、建設工事は2つの一式工事と27の専門工事に分類されております。土木一式工事は前者の一式工事に該当し、とび・土工・コンクリート工事は後者の専門工事に該当します。
例えば、自社が下請けとして現場の掘削作業のみ、あるいは基礎のコンクリート流し込み作業のみを単独で請け負う場合、それは土木一式工事ではなく、とび・土工・コンクリート工事に該当する可能性が高いと言えます。
留意点と判断のポイント
ここでは、現場の判断において注意すべきポイントを3つに分けて解説いたします。
一式工事の許可に対する誤解
「土木一式工事の許可を持っていれば、とび・土工工事などの専門工事も単独で自由に請け負える」と認識されているケースが見受けられますが、これは控えるべき解釈です。一式工事の許可は総合的なマネジメントを行うためのものであり、500万円以上の専門工事を単独で請け負う場合には、該当する専門工事業種の許可が別途必要となるとされています。
工事の規模や目的による判断の難しさ
例えば、農業用水道の建設工事は土木一式工事に該当する一方で、家屋の敷地内の配管工事であれば管工事やとび・土工・コンクリート工事の要素が絡むこともございます。また、プレストレストコンクリート構造物工事であっても、橋梁など土木工作物を総合的に建設する場合は土木一式工事となるなど、単なる作業内容だけでなく最終的な目的は何か、総合的な企画・調整が必要な規模かという点が区分を分ける基準となります。
無許可営業とみなされる可能性
発注者からの依頼で、自社が持つ許可とは別の業種にあたる工事を、軽微な建設工事(500万円未満等の要件を満たすもの)の枠を超えて請け負ってしまった場合、意図せず無許可営業となってしまうおそれがあります。
軽微な工事に関してはこちらをご参照ください。


専門的な法務手続きや要件の確認は、専門家にご相談ください
建設業法の要件や行政のガイドラインの解釈は複雑であり、時代に合わせた改正も行われます。経営者様や現場の担当者様が、工事を受注するたびにこれらの審査基準を細かく調査し判断を下すことは、本来の事業活動を圧迫する要因となり得ます。
コペル行政書士事務所では、専門的な知見に基づく最適な手続きと法令遵守の観点から、貴社の施工実態に合わせた許可業種の診断や手続きをサポートいたします。経営者様が法的リスクに対する不安を軽減し、安心して本来の経営判断に専念できる環境づくりのお手伝いをさせていただきます。行政窓口との事前協議や複雑な書類の作成等、許認可法務の専門性を要する手続きにつきましては、プロフェッショナルにご相談いただくことをご検討ください。
さらに詳しい建設業許可の業種区分について知りたい方へ
土木一式工事やとび・土工・コンクリート工事に限らず、その他の専門工事の違いや、行政が業種区分を判断する際の根本的な原則について、全体像を把握したいという方のために、体系的な完全解説記事をご用意しております。
自社の受注体制の適法性を確認したい方や、今後の業種追加をご検討されている方は、ぜひ以下のリンクからご覧ください。

お問い合わせ・初回無料相談のご案内
長崎県佐世保市およびその周辺地域で建設業を営む事業者様の中で、現在打診されている案件の業種区分に不安を感じている方や、今後のコンプライアンス体制を整えたいとお考えの方は、お気軽にコペル行政書士事務所までご相談ください。
当事務所では、初回30分の無料相談を承っております。強引に契約を迫るような営業はいたしません。貴社の状況に応じた適法なプロセスについて、可能性やリスクを含めて客観的に助言させていただきます。
また、コペル行政書士事務所では、建設業許可の手続きに限らず、産業廃棄物の収集運搬業許可、貨物軽自動車運送事業(黒ナンバー)の届出、法人成り(株式会社・合同会社の設立)、契約書の作成など、事業の成長フェーズに合わせた法務手続きをワンストップで支援いたします。
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対応地域一覧
対応地域佐世保市を中心に長崎県・佐賀県全域
長崎県佐世保市
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